認定こども園とは?「幼保連携型」「幼稚園型」「保育園型」「地方裁量型」の4タイプを紹介

こども園の仕事

認定こども園は2006年に創設され、そこから10年以上が経ち、認定こども園で働く保育士も増えてきました。

ですが、そもそも認定こども園とは、どういう施設なのか理解している保育士は意外と少ないようです。現在、認定こども園は4つのタイプが認められており、それぞれに特色があります。

そこで今回は、認定こども園創設の背景と、4つのタイプについて紹介します!

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保育園とは目的が違う!認定こども園ってどんな施設?

認定こども園の特徴を説明する前に、保育園と幼稚園の違いについておさらいしましょう。

保育園は、厚生労働省が管轄の児童福祉施設です。保護者の労働や、病気等で保育に欠ける子供の保育を代わりに担うことが目的です。

幼稚園は、文部科学省管轄の学校教育施設です。小学校就学前に身につけておきたい生活習慣や学習をすることが目的です。

最近は、保育園でも「体操」や「英語」等の課外活動を通して教育面を補完する園も増えました。また、幼稚園でも延長保育や完全給食によって、保育部分を補完する園が人気です。

認定こども園は、簡単に言えば、保育園の「保育」と幼稚園の「教育」を対象者を限定せずに同じ施設でやってしまおう!という施設です。保護者の就労の有無にかかわらず入園することができ、すべての子供に「保育」と「教育」を提供することが認定こども園の役割です。

更に、保護者のニーズに応じた地域の子育て支援事業を行うことも、認定こども園の重要な役割の一つとなっています。

認定こども園の管轄は、厚生労働省でも文部科学省でもなく、内閣府となっています。

和代
保護者の間では、以前から保育と教育を一緒にしてほしいという「幼保一元化」のニーズが高かったんです。認定こども園は、保育園と幼稚園のメリットを合わせた、施設なんですよ。

問題解決への道のりは長い?認定こども園創設の背景

認定こども園創設の背景には、社会問題化している「待機児童問題」があります。

女性の社会進出によって、保育園は常に空き待ちで保育士不足です。その一方で、幼稚園は少子化の為、入園児が減少し閉演してしまう園も少なくありません。

このアンバランスを適正化するための解決策として、生まれたのが認定こども園です。ですが、実際には政府の思うように認定こども園の増設は進みませんでした。

私は、その原因は現場を知らない行政が、現場の意見を十分に聞かずに机上の空論で政策を進めてしまったことにあると思っています。

もともと、保育と幼児教育は全く違うものなのです。それを、いきなり「待機児童対策の為に一緒にやりなさい。」と言われても、現場が混乱するのは当たり前です。とはいっても、2015年から「子ども・子育て新制度」が始まり、認定こども園の増設が推進されることになりました。

「幼保連携型認定こども園」も創設され、今後、認定こども園は増えていくことが期待されます。

和代
見切り発車的に始まった認定こども園。今後は制度の充実化が期待されますね。

全部で4タイプ!認定こども園をタイプ別に紹介

  • 幼保連携型認定こども園
  • 幼稚園型認定こども園
  • 保育園型認定こども園
  • 地方裁量型認定こども園

2018年現在、認定こども園には4つのタイプがあります。

和代
認定こども園に興味のある保育士の方は、4タイプをしっかり知っておくことが大切ですよ!

幼保連携型認定こども園

幼稚園機能と保育園機能を併せ持っており、法的には学校及び児童福祉施設として位置づけられています。

幼保連携型認定こども園として新設されるケースや、既存の認定こども園が、幼保連携型に移行するケースも多いようです。

現在、ほとんどの認定こども園が幼保連携型のこども園です。

文部科学省、厚生労働省双方の認可を受けており、認定こども園のイメージに一番近いタイプではないでしょうか。働くには、保育士と幼稚園教諭の免許をもつ保育教諭の資格が原則必要とされています。

2019年までは措置期間として保育士か幼稚園教諭どちらかの資格のみでも働くことができます。

幼稚園型認定こども園

認可幼稚園が、保育園の機能を補完したタイプの認定こども園です。

保育時間の延長や、給食を実施する等して、保護者が就労している家庭の子供を預かることを可能にしています。

保育士資格がないと、3歳未満のクラスを担当することができません。

保育園型認定こども園

認可保育園に、幼稚園の機能を補完したタイプの認定こども園です。

保育園は、ただでさえ待機児童であふれているので、あえてこども園に移行する保育園は少ないようです。もともと課外活動等で教育要素を補完している保育園も多いので、保育園型認定こども園にするメリットがないのかもしれませんね。

保育士資格があれば、問題なく働き続けることができます。

地方裁量型認定こども園

認可幼稚園や認可保育園のない地域で、待機児童対策等のため、都道府県知事の認可がおりたタイプのこども園です。

主に無認可保育園等が地方裁量型認定こども園として認可されているようです。

和代
同じ認定こども園でもタイプによって、雰囲気が違います。特に保育士が幼稚園型の認定こども園に転職するとカルチャーショックを受けることがあるので、事前にしっかりチェックしてくださいね。

まとめ

認定こども園が創設された時は、「現場の意見を無視して、安易に始めてしまった。」と感じていた認定こども園ですが、少しずつ制度が整備されてきたようです。もともと「幼保一元化」は保護者のニーズが高く、現場でも要望のあったことです。

そのため、今後、制度が整備されていけば、保護者にとっても、働く保育士や幼稚園教諭にとっても需要の高い施設になるのではないでしょうか。

保育士が認定こども園で働くことで、幼児教育についても学ぶことができ、より広い視野で良い保育を展開することが期待されます。

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