保育園の求人を探す際には、みておかなければいけないポイントがいくつかあります。
「採用してくれるならどこでも良い!」等と、きちんと求人情報を確認せずに就職を決めることは、おすすめしません。
実際に、働き始めてから「こんな筈ではなかった・・・。」となってしまうことは、保育士自身はもちろん、保育園にも子供や保護者にも迷惑をかけることになります。
今回は、保育園の求人を探す際にみておきたいことを紹介します!ぜひ、保育園の求人を探す際の参考にしてくださいね。
↓私は保育士バンクを利用して基本給が2.4万円アップしました↓
待遇や福利厚生は、求人情報でみておきたいポイント
求人情報を見る時は、給与等の待遇や福利厚生を確認することがポイントです。
求人情報をしっかり読んで、応募先を選択することは、時間の節約のためにも重要です。特に、求人情報で見ておきたいポイントを紹介します!
給与
給与は、保育士の生活を支えるためにも、とても大切なポイントです。
どんなに雰囲気が良くて、自分の理想にあった保育園でも自分が生活していくのに給与が足りなければ長く働くことはできません。自分が生活していくのに必要最低限の給与が保障されているかどうかは、必ず確認しましょう。
また、基本給以外の待遇面を確認することもポイントです!
賞与の有無や昇給の有無も、求人情報には掲載されていることがほとんどです。必ずチェックするようにしましょう。
就業時間
保育園は、園によってかなり就業時間に違いがあります。
早朝保育や夜間保育を実施している園もありますし、中には24時間保育を実施している保育園もあります。
特に子育て中の保育士や、趣味の時間を確保したい保育士は、就業時間には注意しましょう。
休日
保育園の休園日以外にも、有給休暇や育児休暇などの休暇制度が整備されているかを確認しましょう。
「今すぐに必要ではない。」という場合でも、将来的に出産や介護等で休暇が必要になる場合があります。制度が整っていないと、出産や介護という場面に直面した時、退職せざるを得ないということもあります。


保育園の保育方針は、保育園のホームページで確認
保育園のホームページは、保護者や地域の方向けに作られています。そのため、園の保育方針や行事、課外活動などが分かりやすく掲載されています。
ホームページでみておきたいポイントは、面接でも役に立つのでぜひ、事前に確認しておきましょう。
保育方針・保育理念
保育園のホームページでは、どのような保育を目指しているのかが、掲載されています。どんなに条件が良くても、この部分に共感できない場合は、応募することをおすすめしません。
保育園では、保育方針を中心に保育計画が立てられます。
そのため実際に、方針や理念が自分と全く違うため、自分の理想の保育を計画することができず、苦痛を感じる保育士もいます。
行事
保育園のホームページには、園の年間行事が掲載されています。
「色々な行事を経験してみたい!」という方は、行事の多い園を選択すべきですし、「なるべく行事は少ない方が良い。」という方は、行事の少ない園を選択すべきです。
保育園の行事の中には、持ち帰り仕事が発生したり、連日残業が続いたりするものもあります。それらが苦になるか苦にならないかで、保育士生活は大きく変わります。
自分が行事に積極的に参加したいタイプか、参加したくないタイプかを考えた上で、必ず確認しましょう。
定員
実際に、保育園にどのくらいの人数がいるのかを確認しましょう。
大規模園になると、100人単位で園児が在籍しています。逆に定員が10名程度の小規模園も最近、かなり増加しています。
集団保育を学びたいならば、大規模園がおすすめです。逆により日常生活に近い、個別保育を学びたいならば、小規模園がおすすめです。

職場の雰囲気は、園見学で確認
実は、正式な求人への応募の前に、園見学を受け入れている保育園はとても多いです。
保育園側も、なるべく保育士のミスマッチを防ぐために実際の雰囲気を見てから、応募を決めてもらおうと考えています。求人情報や、ホームページを確認して、「ぜひ、働きたい!」と思ったら、園見学に行くことがおすすめです。
園見学に行ったけれど、「緊張して何も見られなかった!」ということがないように、みるべきポイントを紹介します!
保育士の雰囲気
保育士は女性も多いため、人間関係は、楽しく仕事を続けるために大切なポイントです。
園見学に行ったとき、対応してくれる職員の雰囲気や、実際に保育をしている保育士の雰囲気をみておきましょう。勤務している保育士とすれ違った時に、笑顔で「こんにちは!」とあいさつしてくれる園もあれば、仏頂面で素通りされる園もあります。
どちらの園が実際に働いた時に、働きやすいかは一目瞭然ですよね。
園児の雰囲気
園見学で、園児の雰囲気を見ることはとても大切です。子供たちが、生き生きとしているか、笑顔が見られるかを確認しましょう。
ホームページには、理想的なことが記載されていても、実際には、適当な保育がなされている保育園も、中には残念ながらあります。
適当な保育をしている園では、子供たちは、楽しくなさそうにしていたり、イライラしたりしていることが多いです。逆に、良い保育をしている園では子供たちは伸び伸びと良い笑顔を見せてくれます。
交通アクセス
「求人情報では、徒歩10分って書いてあったけど、実際は30分以上かかる。」等、交通アクセスのミスマッチは意外と多いです。
住所だけ見ると、近そうに見えても公共の交通機関がないため、たどり着けないということもあり得ます。逆に、思ったよりも短時間で通えるという場合もあります。園見学に行く際は、ぜひ交通アクセスも確認してみてくださいね。

保育園の求人の際にみておきたいポイントのまとめ
良さそうな保育園の求人を見つけると、すぐにでも応募したくなりますよね。
ですが、よく条件や雰囲気を確認しないまま、採用されてしまうと働き始めてから、「こんなつもりじゃなかった!」ということになり兼ねません。一度、就職してしまうと、保育士は簡単に辞めることが難しい職業です。
自分と保育園だけでなく、子供や保護者への影響を考えると、求人を探す時点で、しっかりと条件を絞っておくことが大切です。
今回、紹介したポイントを参考に、自分に合った求人を見つけてくださいね!
